自分の生き方を誇れる大人になりたい
ちょっと前になりますが、あるTV番組にビートたけしさんが出演していました。番組の内容はたけしさんのゆかりの地、浅草を歩きながら、たけしさんが思い出を語るというものです。
その中で、たけしさんが売れない時代からお世話になっているという「鯨屋」というお店で、お酒を飲みながら店の大将と話しをする場面がありました。
たけしさんが、若手芸人のためにいつもまとまったお金を大将に預けていることなど、大物らしいエピソードが続いた中で印象的な言葉がありました。
それは「浅草芸人」に関することで、たけしさん曰く「浅草芸人ってのは、売れなくて劇場だけの出演だったとしても、俺は浅草芸人として生きてこれた。それでいいじゃないかって思える。それが幸せなんだ。」と。
この言葉にじーんときてしまうと同時に「人間てのは、どう生きるかってのが重要なんだ」と考えさせられました。
幸せというのは、周りと比べたり周りの目に気を取られたりするものじゃないんだと。自分が納得した人生を送れるかが重要なことなんでしょうね。
芸人という特殊な仕事だからということもあるかもしれませんが、私のような一般人にも当てはまるような話しでした。
周囲に惑わされることなく、自分の生き方に誇りを持てるような素敵な大人になりたいですね。